(11) face to ace

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face to ace




基本的には日本の音楽はほとんど聴かないんですが、最近はまったのがこのface to aceの音楽。
元聖飢魔IIのace氏と、本田海月氏のユニットです。
聖飢魔IIを期待して聴いてはいけません(笑)。
オトナ向けのポップスというか、MOR、いや、AORか?
とにかく、聴いていてほっとする音楽です。
ace氏の作曲能力と、本田氏のアレンジ能力が合わさるとこんないい音楽になるんだ~と感動しながら聴いてます。

ハードロックが好きな私ですが、ハードロック及びメタルにはまる以前はAORが好きだったんです。
シカゴとか、Toto(Totoはロックだけど)とか、スティーリーダンとか・・・
子供の頃のほうがよっぽど大人な音楽を聴いていたという(爆)。
だからこういう音楽もすんなり入ってきます。

だけど、いまだにこのace氏があの聖飢魔IIで赤い髪してギターかき鳴らしてた方だということが信じられません。
本当に同一人物なんでしょうか?(笑)
でも考えてみたら、聞き手である私も何の矛盾も感じずにハードロックやメタルを聴いた後でジャズだのPopだの聴くわけですから、
ミュージシャンである彼が幅広い音楽性をもってても驚くことないんですよね。
あのいでたちと、現在の彼らのイメージをつなげようとするからいけないだけで(笑)。

face to aceの音楽は聴いていてとてもほっとします。
疲れたときに聴きたくなる感じ。
寝る前とか、それまで仕事していて頭をフル回転させた後ってすぐに寝付けないので、
そういう時は彼らのCDとか、David Sanbornの音楽を聞いてからベッドに入ります。
声がまたいいんだな。女性ファンが多いのにも納得。
私はace氏のメロディーにやられましたが(笑)。
歌? 歌もいいですが、歌だと私が好きなのはPearl JamのEddie Vedderとか、Black Crowesのクリス・ロビンソンとか、ああいうブルージーなほうがどちらかというと好きなので・・・

こんなにいい曲を書く人なら、さぞかし前のバンドでもいい曲を書いていたに違いない!と踏んで
聖飢魔IIまで聞き出した今日この頃。
初期はともかく、後期は本当にいい曲が多いです。
あのいでたちで偏見を持たれて、音楽的に正当な評価を受けられたのかどうかはよくわかりませんが、
とにかく、上手い。
日本にもこんなに上手いバンドいたんだ?
上手い、といえば私の中ではとにかくTotoが一番だったので、
それと比べちゃいけないかもしれませんが・・・
何よりも、彼らの音楽性の幅広さに感心しました。
だってaceさん、ジャズギターまで弾いちゃうんですから。

とはいえ、DVDもついでに買って見てたんですが・・・
いかん、映像がついてるとついそっちに目が行って音楽が・・・
だけど、ライヴも見せるバンドだったんですね。楽しめました。
けど、あの髪の毛の色・・・デーモン小暮氏はメディアでよく見かけるのでああいうもんだ、と思えるのですが、
何なんでしょう、あの赤い髪の毛のace氏?
衣装まで赤いですよ?
宝塚ねらってたんでしょうか?
もっとすごかったのがステージ向かって左の下手側でギターを弾く髪の毛の白い・・・いや、あれはプラチナブロンドなのか・・・Lukeさんとやら。
あのインパクトはすごい。
でも、Liveの「20世紀狂詩曲」でのLukeさんは大口開けて笑ってラップしていて、それはそれは可愛らしかったです。
そういうキャラなのかな?

だけど、ace氏はやっぱり人間の姿のほうがいいと思うのは私だけでしょうか・・・?
ま、見てくれよりも音楽がよくないと困るので、別にどっちでもいいんですが・・・










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